過去から学んだことといえば、学生の時に何度か赴いた旅行が、建築家としての後のキャリアに大きく影響を及ぼしました。こういった旅は奨学金によって支援されていたもので、現在でも深く感謝しています。1999年にプリツカー賞を受賞した際、妻にすすめられて賞金を元手に自身の名前を冠した財団を始めました。初期的段階においては旅を支援する奨学金プログラムでした。本プログラムは王立英国建築家協会と始めたものであり、ノーマン・フォスター財団 (NFF)の 2017年に行われた公式ローンチよりも前から存在しています。
財団の現在の取り組みと未来に向けた目標は、将来のリーダーとなる、都市環境に関係する人材への教育と影響力を促進することです。これにはインフラ、建築、エネルギー、農業、交通やモノ、情報といった分野も含まれます。
首都圏、都市、地方と、どういったスケールであろうとも、都市生活の質は、インフラストラクチャによって決まります。送電網への接続、公共空間、広場、大通り、通り、橋、公園、交通機関といったインフラは、個々の建築物を一つにまとめる都市の接着剤のようなものです。こういったものを生み出すには、前に挙げた分野とエンジニアリングが必要とされます。建築物のインテリア空間の中に含まれるアートといった、公共空間でのアートやランドスケープを採用することで、こういった空間を利用し、そこで過ごす人々の生活が豊かになっていることは疑いようもありません。
気候変動と人口増加の課題に直面する中で、人の生活する環境がより環境に優しく、よりクリーン、より安全、そして、より楽しいものになることです。
Q&A
1967年、当社の建築事業の初期において、社会的意義を強調した仕事と暮らしのための空間を時代に先駆けて手がけました。自然を取り入れ、フレキシブルに変化させられる設備を作りつけることで、エネルギー消費量を抑えています。当時こういった建築はあまり一般的ではありませんでしたが、今日では主流となっています。初期より当社では環境に配慮したグリーンアジェンダに従って建築事業を進めてきました。当時、グリーンアジェンダという言葉はサステナビリティと同義されておらず、このことからも明白ですが、当社は時代を先取りしていたのです。
ヒアリングして、質問して、リサーチして、挑戦して、デザインのプロセスをもってこれに応答する。これらを、関わる人全員の生活の質を向上するための探究の旅としてこなしています。物質的なニーズだけでなく精神的なニーズにも応え。つまり生活に喜び、美しさ、光、自然をもたらし、精神を高揚させます。
今回のCase 07となった私邸のプロジェクトで生み出された空間に最適な家具とはどういったものかを考え始めたとき、建物のさまざまな用途に使用できる適切なコレクションがないことに気付きました。 このためオーダーメイドの家具シリーズを開発することにしました。建築物のマインドに合致することから、自然と木材を選びました。カリモクケースは、家具のための木材をディティールまで美しく加工し、仕上げることができる点で、実績のあるパートナーであることは明らかでした。
Q&A
1967年、当社の建築事業の初期において、社会的意義を強調した仕事と暮らしのための空間を時代に先駆けて手がけました。自然を取り入れ、フレキシブルに変化させられる設備を作りつけることで、エネルギー消費量を抑えています。当時こういった建築はあまり一般的ではありませんでしたが、今日では主流となっています。初期より当社では環境に配慮したグリーンアジェンダに従って建築事業を進めてきました。当時、グリーンアジェンダという言葉はサステナビリティと同義されておらず、このことからも明白ですが、当社は時代を先取りしていたのです。
過去から学んだことといえば、学生の時に何度か赴いた旅行が、建築家としての後のキャリアに大きく影響を及ぼしました。こういった旅は奨学金によって支援されていたもので、現在でも深く感謝しています。1999年にプリツカー賞を受賞した際、妻にすすめられて賞金を元手に自身の名前を冠した財団を始めました。初期的段階においては旅を支援する奨学金プログラムでした。本プログラムは王立英国建築家協会と始めたものであり、ノーマン・フォスター財団 (NFF)の 2017年に行われた公式ローンチよりも前から存在しています。
財団の現在の取り組みと未来に向けた目標は、将来のリーダーとなる、都市環境に関係する人材への教育と影響力を促進することです。これにはインフラ、建築、エネルギー、農業、交通やモノ、情報といった分野も含まれます。
首都圏、都市、地方と、どういったスケールであろうとも、都市生活の質は、インフラストラクチャによって決まります。送電網への接続、公共空間、広場、大通り、通り、橋、公園、交通機関といったインフラは、個々の建築物を一つにまとめる都市の接着剤のようなものです。こういったものを生み出すには、前に挙げた分野とエンジニアリングが必要とされます。建築物のインテリア空間の中に含まれるアートといった、公共空間でのアートやランドスケープを採用することで、こういった空間を利用し、そこで過ごす人々の生活が豊かになっていることは疑いようもありません。
気候変動と人口増加の課題に直面する中で、人の生活する環境がより環境に優しく、よりクリーン、より安全、そして、より楽しいものになることです。
ヒアリングして、質問して、リサーチして、挑戦して、デザインのプロセスをもってこれに応答する。これらを、関わる人全員の生活の質を向上するための探究の旅としてこなしています。物質的なニーズだけでなく精神的なニーズにも応え。つまり生活に喜び、美しさ、光、自然をもたらし、精神を高揚させます。
今回のCase 07となった私邸のプロジェクトで生み出された空間に最適な家具とはどういったものかを考え始めたとき、建物のさまざまな用途に使用できる適切なコレクションがないことに気付きました。 このためオーダーメイドの家具シリーズを開発することにしました。建築物のマインドに合致することから、自然と木材を選びました。カリモクケースは、家具のための木材をディティールまで美しく加工し、仕上げることができる点で、実績のあるパートナーであることは明らかでした。