私たちのビジョンは常に、考え抜かれたインテリアと自然素材が、いかに日常生活の環境を改善し、人々の生活の質を大きく向上させるかを明示することにありました。時と共に仕事のアプローチには磨きをかけてきましたが、ビジョンについては当初から変わっていません。
私たちは「ソフトなミニマルさ」を追求しています。その作品をより良くしようとしても、加えるべきものも削るべきものも何もない状態、かつ、自然な心地よさを兼ね備えたものです。素材、色、形を適切に選び、伝統や文化に敬意を払いながら物語を伝えることで、私たちが人として真につながっていると感じることができるようなデザインを作りたいと考えます。
どういった手法を取っていますか?
私たちの仕事の本質はバランスの中に見出せます。心地よさがありながら、より大きな可能性を秘めたアイディアを常に求めています。建築やデザインに対する私たちのアプローチは、トレンドや技術よりも、身体や精神が求めるものを指針とすべき、という考えに基づいています。
基本的な哲学とは何でしょうか?
このブランドの出発点は、日本とデンマークの歴史的なコラボレーションにあります。両国は、デザインと建築の分野で長く誇り高き伝統を持つというだけでなく、 深い信頼関係に支えられています。また、私たちが仕事をし、くつろぎ、生活する上で、デザインや建築との関係性が大きく影響するという考えも共有しています。将来的に他の国々のデザインスタジオが参加することになった時でも、カリモクケースを通じて私たちは、古びることのない家具やインテリアを作り、美しさと歳月が共生できることを示したい。そして、私たちそれぞれの伝統と文化に根ざした作品が、それぞれのプロジェクトで最適なバランスを見出していけるよう努めたいと思っています。
何といっても、一つ一つ特別にデザインされた家具を持つことが、空間にどれほど大きなインパクトを与えるかを示したいと思います。私たちを取り巻く空間や物が、私たちの幸福感に計り知れない影響を与えるということは、周知の事実です。この急速な都市化の時代にあって、私たちは、人間として深いレベルで感性と自然につながっている物を作る必要性があると強く感じています。 日々の暮らしの中で、心をかき乱すようなことは無数にあります。そんな中、心の底からくつろげる環境、感性を取り戻し、つながりを感じられるような聖域を見つけることは、私たちが幸せを感じるために不可欠なことです。本物で飾ることのない、高品質な素材は、深いレベルで私たちの心に響き、考え抜かれたデザインは良き人生を作る。これこそ、このブランドにおいてコラボレーションを通じて私たちが目指したいことです。素材を通じて自然と再びつながり、長く続くデザインを作っていければと思っています。
Q&A
ノーム・アーキテクツは2008年に設立され、私たちは設立以来「ソフト・ミニマリズム」と呼ぶデザイン哲学に基づいて仕事をしてきました。自然で、不要なものが削ぎ落とされた、触り心地のいいものに魅了されたことから生まれた哲学です。建築家、デザイナーとして私たちは、より良い生活のための環境や構想を生み出す責任を負っていると信じています。私たちの仕事は、多くの点で、空間の特徴や素材の質、光を通じ、生活の質を向上させようとする継続的な研究だと言えます。空間やデザインは見た目が良いだけではなく、心地よくあるべきです。
デザインスタジオとして私たちは、建築とデザインの両方の分野を手がけていますが、カリモクケースはこの2つの分野が互いにどの響し合うかを示す絶好の機会になると思います。一連のプロジェクトを総合的に手がけるまたとないチャンスでもあり、自然素材の価値を高め、日常的な生活環境に取り入れるべきであるという気づきをもたらすことになるでしょう。
カリモクケースというブランド名は、米国の「ケース・スタディ・ハウス」にヒントを得ています。ケース・スタディ・ハウスの哲学に忠実に、よい生活環境を作る、という発想を基本にしながら、プロジェクトごとにベストな素材を使うことを目指しています。私たちは、何かを一から作るよりも、洗練させることを信条としており、これはカリモクケースの中核をなす考え方の1つです。私たちはこのブランドの包括的なアプローチが、家具というものに対する現在の一般的な見方を変えるだけでなく、大量生産を超えた手法を示すものになると強く信じています。
Q&A
ノーム・アーキテクツは2008年に設立され、私たちは設立以来「ソフト・ミニマリズム」と呼ぶデザイン哲学に基づいて仕事をしてきました。自然で、不要なものが削ぎ落とされた、触り心地のいいものに魅了されたことから生まれた哲学です。建築家、デザイナーとして私たちは、より良い生活のための環境や構想を生み出す責任を負っていると信じています。私たちの仕事は、多くの点で、空間の特徴や素材の質、光を通じ、生活の質を向上させようとする継続的な研究だと言えます。空間やデザインは見た目が良いだけではなく、心地よくあるべきです。
私たちのビジョンは常に、考え抜かれたインテリアと自然素材が、いかに日常生活の環境を改善し、人々の生活の質を大きく向上させるかを明示することにありました。時と共に仕事のアプローチには磨きをかけてきましたが、ビジョンについては当初から変わっていません。
私たちは「ソフトなミニマルさ」を追求しています。その作品をより良くしようとしても、加えるべきものも削るべきものも何もない状態、かつ、自然な心地よさを兼ね備えたものです。素材、色、形を適切に選び、伝統や文化に敬意を払いながら物語を伝えることで、私たちが人として真につながっていると感じることができるようなデザインを作りたいと考えます。
どういった手法を取っていますか?
私たちの仕事の本質はバランスの中に見出せます。心地よさがありながら、より大きな可能性を秘めたアイディアを常に求めています。建築やデザインに対する私たちのアプローチは、トレンドや技術よりも、身体や精神が求めるものを指針とすべき、という考えに基づいています。
デザインスタジオとして私たちは、建築とデザインの両方の分野を手がけていますが、カリモクケースはこの2つの分野が互いにどの響し合うかを示す絶好の機会になると思います。一連のプロジェクトを総合的に手がけるまたとないチャンスでもあり、自然素材の価値を高め、日常的な生活環境に取り入れるべきであるという気づきをもたらすことになるでしょう。
カリモクケースというブランド名は、米国の「ケース・スタディ・ハウス」にヒントを得ています。ケース・スタディ・ハウスの哲学に忠実に、よい生活環境を作る、という発想を基本にしながら、プロジェクトごとにベストな素材を使うことを目指しています。私たちは、何かを一から作るよりも、洗練させることを信条としており、これはカリモクケースの中核をなす考え方の1つです。私たちはこのブランドの包括的なアプローチが、家具というものに対する現在の一般的な見方を変えるだけでなく、大量生産を超えた手法を示すものになると強く信じています。
基本的な哲学とは何でしょうか?
このブランドの出発点は、日本とデンマークの歴史的なコラボレーションにあります。両国は、デザインと建築の分野で長く誇り高き伝統を持つというだけでなく、 深い信頼関係に支えられています。また、私たちが仕事をし、くつろぎ、生活する上で、デザインや建築との関係性が大きく影響するという考えも共有しています。将来的に他の国々のデザインスタジオが参加することになった時でも、カリモクケースを通じて私たちは、古びることのない家具やインテリアを作り、美しさと歳月が共生できることを示したい。そして、私たちそれぞれの伝統と文化に根ざした作品が、それぞれのプロジェクトで最適なバランスを見出していけるよう努めたいと思っています。
何といっても、一つ一つ特別にデザインされた家具を持つことが、空間にどれほど大きなインパクトを与えるかを示したいと思います。私たちを取り巻く空間や物が、私たちの幸福感に計り知れない影響を与えるということは、周知の事実です。この急速な都市化の時代にあって、私たちは、人間として深いレベルで感性と自然につながっている物を作る必要性があると強く感じています。 日々の暮らしの中で、心をかき乱すようなことは無数にあります。そんな中、心の底からくつろげる環境、感性を取り戻し、つながりを感じられるような聖域を見つけることは、私たちが幸せを感じるために不可欠なことです。本物で飾ることのない、高品質な素材は、深いレベルで私たちの心に響き、考え抜かれたデザインは良き人生を作る。これこそ、このブランドにおいてコラボレーションを通じて私たちが目指したいことです。素材を通じて自然と再びつながり、長く続くデザインを作っていければと思っています。